グランプリシリーズ 中国大会 [心の風景]
昨日、フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦中国大会、中学生時代からの活躍を見守ってきた羽生くんの、今年のフリープログラム初披露をドキドキしながら待っていました。ところが、試合直前の６分間練習の最中、まさかの衝突事故が起きたのです。
倒れたまま、羽生くんは動けません。脳震盪を起こしているかもしれない尋常ではない事態です。救護のスタッフが、すぐに駆けつけないことに疑問を感じました。
今シーズンはもう無理かもしれないと、怪我の程度を心配していると、一度控室に引っ込んだ羽生君が、再びリンクに姿を見せました。なんと、試合に出るらしいのです!顔面蒼白、足元もふらついているにもかからわず。
コーチ、止めてよ!大人の責任でしょ!と思わずテレビに向かって叫んでいました。脳震盪は軽く見てはいけません。微細脳機能障害を生じてしまうこともあるのです。「今」は諦めて、「将来」を大切にしてほしいと切に願いました。
どうしても、ファイナルに出場したかったのでしょうね。今日、帰国して精密検査をするようです。どうか、異常がありませんように!!ただただ、祈るばかりです。
